インターベンション専門女性医師の会

今年もワシントンのインターベンション学会CRTに参加しました。この学会は小さめの学会ながら海外からの参加も多く、内容はかなり充実しており、ニューヨークからは近い事もあって私は毎年参加しています。今年はWomen in interventional cardiologyのイベントがあったのでそこに参加する事が目的でした。

アメリカでは日本に比べると女性の循環器インターベンション専門医も多いのですが、多いとは言ってもやはり少数派、現在インターベンション専門医のうち女性は4%ほどだそうです。この集まりのリーダーはDr.GrineやDr.Mehran達、大きなトライアルにも積極的に関わって第一線で活躍する女性医師ですが、彼女達がインターベンションを志したころに比べたら女性もずいぶん増えてきています。この集まりには 40人以上の女性医師が参加していました。

今回は4人の女性インターベンショナリストが10分ほど話をして、それをもとに議論するというものでしたが、女性ならでは直面する出産、育児の話以前に、女性で男性と同じだけ認められるためには2倍がんばらなくてはならない、未だに女性に対する尊厳が低い、などの意見が飛び交いさすが主張の強いアメリカならではだなあ、と興味深く聞いていました。

実際、男女の違いはどんな社会にもありますし、仕事や生きる上での大変さは個人個人で違うので、あまり性差ばかりに注目する必要もないとは思いますが、女性の少ない分野で女性が活躍するためには、というアドバイスを先輩である女性医師達から得られるのは貴重な機会だと思います。正直、私は今まで女だからと言って苦労した事はあまりないような気がするのですが、それは私がこういう差別に鈍いのか、周りの人々に恵まれているからなのかもしれません。

女性がいかに頑張って行くべきかどうか、というテーマ、今日本で放映中のNHKの朝のドラマ「あさが来た」を思い起こさせます。実は私もテレビジャパンで録画して見ているのですが、立場が違うのが当たり前の世の中から、平等に持って行くという事は大変な事だなあ、と思いながら見ています。程度は違うとは言え、まだまだ女性医師の地位向上の余地があるのかもしれません。このドラマを見ていて共感するのはあさの自然体。これからもマイペースで頑張って行きたいと思います。

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