Monthly Archives: July 2009

アメリカの保険制度あれこれ(1)

先日心筋梗塞で緊急カテを行った若い患者さん、退院後の外来診療計画の話をしていて、そう言えば保険は何だろうと思って聞いてみるとMagnaCare、それは私の登録していない保険でした。レジデントやフェローの時はあまり考えなかった民間保険制度ですが、アテンデイングとして1年間働いてみて、ようやく少し理解できるようになってきました。 アメリカでは国によるMedicare(65歳以上の保険)とMedicaid(生活貧困者の保険)以外はプライベート(民間)保険となりますが、その数は限りなくあります。これらの保険を使うためにはその保険に保険医として登録していないといけないので、私も去年アテンデイングとして始める時には、数多くの書類にサインして登録をしました。彼の入っていた保険は私はまだ登録していないものだったようで、同僚の外来で診てもらう事になりました。この患者さんが私の外来に来るとすべて自費となります。

Posted in Topics In Medicine | Leave a comment

Dr.シュバイツアーの誕生日

先日、私の病院の循環器フェローシップデイレクターであるDr.シュバイツアーが80歳の誕生日を迎えました。もともとはスロバキアからの移民のDr.シュバイツアーはこの病院に来てからは20年近くになりますが、専門は心電図、その頭の良さに加えて、人柄の良さでフェローシップをとりまとめています。フェロー達に教えるのが大好きで、お茶目なところもあり、気さくな人柄で誰からも愛されています。まだまだ元気で去年までは当直もとっていましたが、今年からはさすがに免除になりました。 そんなDr.シュバイツアーの80歳の誕生日という事で、大きく祝いたい先輩ドクターも多く、私と友達のプリテイでサプライズパーテイを企画する事になりました。過去にフェローシップを終了した先輩ドクター達にも声をかけ、同窓会のようになってきてなかなかおもしろかったのですが、今まで話もした事のない先輩ドクターと連絡を取ったり、値段の設定をしてお金を集めたりするのは、アメリカでは初めての経験でした。しばらくは毎日のように参加確認や、打ち合わせのメールを受けたり送ったり、本人にばれないようにいろいろと対策を練ったり、レストランとの打ち合わせをしたり、と忙しくしていました。

Posted in Cardiology Fellowship | Leave a comment

7月の病院と近況

アメリカの病院の年始めは7月、という事で今年もまた新しい年が始まり、循環器でも4人の新しいフェローが仕事を開始しました。新人が仕事を始めるのはもちろん大変な事も多いですが、やる気のある1年目を迎えるこの時期は、教育にはぐっと活気が出ます。カテ室でも最初が肝心と、朝の読影タイムが盛り上がっています。 インターベンションフェローもこの7月から2人が開始しました。こちらもまた1から教える事になりますが、6月にはほぼ1人前に近付いていて安心して見ていられるインターベンションフェローとカテに入っていたのが、インターベンションの経験はほとんどないフェローと症例を行うのは大きな違いで、先週の初カテはどっと疲れました。10年以上も毎年これを繰り返している私のボスは本当、教えるのが好きなんだなあ、と感心しきりです。もちろん、私もこうして育ててもらったので、ボスを見習ってがんばって教えていきたいと思います。

Posted in Cardiology | Leave a comment