Monthly Archives: March 2009

ワシントン旅行

先日、学会のついでにワシントンDCに数日滞在してきました。今までにも何度か学会にでかけた事はあったのですが、あまりゆっくり観光する事はなかったので、今回はいろいろな発見がありました。DCは街はきれいで、美術館、博物館がとても充実していて、レストランも多く、住みやすそうな街という印象を受けました。   DCと言えば、まずはアメリカの政治の中心地です。タクシーの運転手も心なしか政治経済のラジオを聞き、政治の話題を向けてくる人が多い気がします。つい最近オバマ大統領が就任式を行った議会議事堂から、ワシントンメモリアルをはさんで、リンカーンメモリアルまでは、National Mallと呼ばれる広場が広がっています。ちょうど天気も良かったので、リンカーンメモリアルから議事堂まで気持ちよく散歩してきました。

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CRTへ行ってきました

先週は毎年Washington Hospital Centerが中心になって開催しているCRTという学会に参加するためにワシントンDCへ行ってきました。過去にDCを訪れた時は学会だけ参加して帰ってきていたのですが、今回は途中からMr.Bも合流したので週末のワシントン観光も楽しんできました。 3日間にわたって行われるこの循環器インターベンションの学会は、あまりメジャーではないと思うのですが、講演者が充実、内容のバランスがとれていて、去年フェローの時に参加してとても勉強になったので、今年も後輩ジェイソンと一緒に参加する事にしました。1日のトピックが4つほど並行して行われ、すべて1つのホテルで行われるちょうどよい規模の学会です。国際学会なので、ヨーロッパや日本からもエキスパートが参加しています。

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話題のSYNTAX trial

昨年の9月にヨーロッパの循環器学会(ESC)で発表されたSYNTAX trialがNew England Journal of Medicineに掲載され、多枝病変に対するステント対バイパスがまた話題になっています。Grand roundsでこの話題でのデイベートがあったのも去年の今頃でした。 SYNTAX trialは1800人の多枝病変と左主幹病変の患者を、薬剤溶出性ステントによる治療とバイパス手術にランドム化した大規模トライアルです。最近の多枝病変のランドム化試験では、ステントとバイパス手術では死亡+心筋梗塞の率は同等、再び治療が必要になる率がステントの方が高い、という結果が多かったのですが、除外される患者さんが多く、実際の臨床現場に比べて軽度の病変が多い(=ステントに有利)のが問題でした。今回のSYNTAX trialはこれまでに比べるとかなりの複雑病変も含まれ、薬物溶出性ステントが用いられており、より実際の医療を反映しています。

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