Monthly Archives: February 2008

週末のジャズナイト

弟が日本から遊びに来ていた今週末、土曜日の夜はGreenwich villageにジャズを聴きにでかけました。1960年代にアーチストが集まっていたこの地域にはジャズクラブや小さな劇場が散在しています。私もジャズファンというわけではないのですが、NYに来てからは時々聴きに行くようになりました。今回はジャズ好きの後輩のお勧めで、Smallsという小さめのジャズバーへでかけました。 将来はインドネシアに帰ってジャズバーを開きたいと半分冗談で話す友達のお勧めだけあって、小さいながらも雰囲気のよいジャズバーでした。20ドルのカバーチャージで入場、7:30pmからの若手ミュージシャンのショーケース、10:00pmと11:30pmのメインイベント、そして1am以降の深夜ショーと好きなだけいてもよいそうです。この日のメインはCharles Davisというサックス奏者の率いるクアテット、モダンジャズのビバップに属する演奏で、その前の若手ミュージシャンに比べると重みが違い、とても良かったです。ジャズ初心者の弟達も楽しんだようです。10pmからのセッションが終わって店を出るころには、階段と店の外で音楽を聴いている人の列ができていました。

Posted in Life In New York | 7 Comments

Grand rounds : ステントvsバイパス手術

今週の内科のGrand roundsは、Great debate : PCI vs CABGという事で、冠動脈多枝疾患の治療法に関して、ステント治療とバイパス治療の適応が議論されました。PCIに関してはカテ室デイレクターのDr.フォックス、CABGに関しては胸部外科部長のDr.Tによる白熱した議論が期待され、循環器スタッフは内科のGrand roundsでまれにみる高出席率となりました。私もとても楽しみにしていたのですが、始まる直前にカテ室から呼ばれてしまい、残念ながら聞き逃してしまいました。 バイパスvsステントのトピックは、いつになっても議論がつきません。昔は冠動脈疾患の主な治療はバイパス手術であったのが、心臓カテーテル治療の技術的な進歩によってカテーテルによる治療が可能になりました。薬剤溶出性ステントの登場もあり、バイパス手術の件数は全国的に減ってきています。アメリカでは日本やヨーロッパに比べてバイパス手術のステントに対する比率も高いため、日本ではステント治療となる患者さんがバイパス手術となっている事もよくあります。大手術であるバイパス手術は患者さんにとっても大事ですが、アメリカでは件数が多いからか患者さんの受け入れもよく、バイパス手術はしないでほしいというのはアジア系の患者さんが多い印象です。

Posted in Cardiology Fellowship | Leave a comment

Inspa worldでリラックス

今週末はPresidents’ dayの祝日があり3連休です。私はカテ待機なのでどこにもでかけず、家でのんびりとたまった仕事を片付ける予定にしています。 寒い日の続く真冬と言えば、温泉にでもでかけてみたいところですが、アメリカには「お風呂」文化がありません。外国に住んで残念な事の1つはお風呂に入れない事、という日本人は多いのではないでしょうか。アメリカの普通の浴槽は浅いので、ゆったりと湯船につかるという感じにはならず、日本にいた時からシャワーだけが多かった私も時にはお風呂が恋しくなります。そんなわけで先日、今までずっと気になっていた韓国風銭湯Inspa worldへハナエールさんと一緒に行ってきました。

Posted in Journal | Leave a comment

最近の循環器のJournal club(1)

医学界では毎日のように新しい検査や治療法についての論文が発表されていますが、その内容に遅れないようにするのも医師の仕事に含まれるのではないかと思います。私も本来は内科全般のおもしろそうな論文には目を通したいところですが、なかなかそこまでは時間がありません。注目はやはり循環器、特に専門のインターベンション関係の論文となります。 Journal club(論文の抄読会)では論文を取り上げ、その論文の質を検討して、その結果の重要性、適応などを議論します。私の病院ではフェローが交代で担当して2週間に1度行われるのですが、この議論が盛り上がるかは、プレゼンテーションの内容と共に、どれだけおもしろい論文を取り上げたかにも左右される事は言うまでもありません。定期的に行われていると、なかなかおもしろい論文が見つからなくて困る事もあるのですが、ここ2ヶ月のNew England Journal of Medicineでは、循環器の論文が次々と発表されています。

Posted in Cardiology Fellowship | Leave a comment

NYジャイアンツの優勝と心臓発作?

先週の日曜日はアメリカの最も注目されるイベントであるスーパーボウル、New York Giants対New England Patriotsの試合が行われました。今年は地元NYジャイアンツが出場とあって大いに盛り上がりましたが、結果はジャイアンツの劇的な逆転勝ちとなり、NYの街は大興奮の渦に包まれました。 (NY Times) 私はこの日は後輩ジェイソンのアパートに集まりテレビ観戦しました。今シーズン負けなしのペイトリオッツに対してイマイチのジャイアンツ、試合前の予想はもちろんペイトリオッツ優位でした。いざ試合が始まってみると、なかなか見ごたえのある試合ながらジャイアンツの点数に結びつきません。やきもきしながら応援していたところ、最後の最後で残り35秒でのタッチダウン、42年にわたるスーパーボウル史上まれに見る大逆転試合に私達は飛び跳ねて喜んだのは言うまでもありません。 翌日仕事に行くと話題はやはりこの試合で持ちきりです。特に男性は子供のころから毎年見ているイベントとあって思い入れも並ではありません。心臓発作を起こすかとおもうくらい興奮した、と同僚が冗談を言っていましたが、実はつい最近、スポーツ観戦と心筋梗塞の発生率についての論文がNew England Journal of Medicineに掲載されました。

Posted in Cardiology Fellowship | 4 Comments