Monthly Archives: October 2007

Happy Halloweenと認定医試験

仕事と試験勉強に追われているうちに気づけばNYの街がHalloween色にそまっていました。街角にはかぼちゃのお化けやモンスターの装飾があふれていますが、今日10月31日の夜がハロウイーン、マンハッタン恒例のパレードも行われます。今日は朝から専門医試験を受けに行ってきましたが、夕方の帰り道には、仮装している大人や子供達が通りを賑わしていました。仮装していない人達もちょっとしたアイテムを見につけている人が多く、見ているだけでも楽しめます。 もともと収穫のお祭りと、宗教的なお祭りを統合したハロウイーンですが、現在、実際に行われているのは、子供たちの”trick or treat”、そして仮装パーテイです。最近は大人の間でもハロウイーン仮装が人気だそうで、今日の朝のニュースでは、ここ数年のハロウイーン出費は1人当たり$30ほど増えていると話題になっていました。アメリカで手に入る仮装の衣装はバラエテイにあふれていて、値段もお手ごろです。私も去年はハロウイーンのパレードを見に行きましたが、ここに登場する人々の凝りようは想像を超えていました。パレード終了後の街にはおかしな格好の人がたくさんいてとても楽しかったです。

Posted in Life In New York | 2 Comments

急性心筋梗塞にDASH

今週末はカテ待機だったので、日曜日の昼過ぎに携帯が鳴り、急性心筋梗塞(AMI)の患者さんの緊急カテのため病院へかけつけました。冠動脈が閉塞してしまっているST上昇心筋梗塞は、時間が勝負です。致死的になり得る疾患ですが、治療が早ければ早いほど予後がよい事がわかっているため、最近の標準的治療の目標は、患者さんの来院から最初のバルーン治療まで(Door-to-balloon:D2B)が90分以内。今回は技師さんのポケベルが鳴らなかったり、アテンデイングドクターが渋滞に巻き込まれたりして、時間が気になりましたが、終わってみれば75分で冠動脈再開通、患者さんの状態もぐっと改善して、週末にしては満足の結果です。 心臓疾患が死亡率のトップのアメリカでは、心筋梗塞の治療にもとても重点が置かれています。急性心筋梗塞の治療には、薬を用いた血栓溶解療法とカテーテルによる治療があり、カテーテルの治療の方が成績がよいのですが、どちらも迅速に行う事が必要です。2004年のST上昇心筋梗塞のACC/AHAガイドラインでは、「胸痛の患者には救急救命室で10分以内に心電図を行い、ドクターが評価する」「血栓溶解療法は30分以内、カテーテルによる治療は90分以内に行う」と具体的に記述されています。緊急カテが脚光を浴びているAMIですが、実際のアメリカでは60%の患者さんはカテーテル治療のない施設に来院して、血栓溶解療法が行われています。

Posted in Cardiology Fellowship | 6 Comments

人種のるつぼでの同意書

先日、心臓カテーテル検査の同意書を取ろうとしたところ、患者さんはポーランド人で英語は片言しか話さず、家族は今日は病院には来ていないという事がありました。ポーランド語の通訳をできる人を探さなくては、と少し考えてみると、心筋シンチ室の技師ローザがいた事に気づきました。この日は2つ返事で引き受けてくれたローザの通訳で同意書を取り、検査も無事終了しました。私の病院の同意書には通訳者がサインをする欄があります。 人種のるつぼ(または人種のサラダボウル?)と言われるアメリカでも、特にNYはさまざまな文化の人が住んでいます。チャイナタウンのほか、ブルックリンにはロシア人の住む区域やギリシア人の住む区域などもあり、その中にいれば英語を話す必要もなく生活できるてしまいます。私の病院にもいろいろな言語、文化の患者さんが訪れ、病院としてはそれぞれの言語に対応する事が求められます。病院スタッフも多様で、ポーランド語の通訳、といってすぐに誰かが見つかるのはよく考えるとすごい事です。

Posted in Topics In Medicine | 6 Comments