Monthly Archives: November 2006

ハーレムでジャズとタップダンス

先日、ひょんな事から知り合いになったハーレムのガイドのトミー富田さんに、ハーレムのジャズに連れて行ってもらいました。トミーさんはハーレムに住んで20年、いろいろなガイドブックに載っている有名人です。日本人相手にハーレムのツアー、ジャズツアー、ゴスペルツアーなどを行っています。 最初に連れて行ってもらったのは、ソウルフードの隠れ家的レストラン、Charles’ Southern Style Kitchenです。南部黒人の食事がルーツであるソウルフードのレストランはハーレムにいくつかありますが、その中でも、ここはこじんまりとしながらZAGATで27点を取っているトミーさんお勧めの場所です。外見も小さな、食堂のようなところですが、ウーピー・ゴールドバーグやウエスリー・スナイパーなど有名人が訪れているそうです。

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Grand round ~経皮経管的大動脈弁置換術

今週のGrand roundはコロンビア大学のDr.Martin Leonを招いての、”Trans-catheter Aortic valve replacement”のレクチャーでした。 症状のある大動脈狭窄症(胸痛、失神、心不全)の唯一の治療は大動脈弁置換術です。弁疾患はクスリでは治せず、大動脈狭窄症は症状が出てからの予後が悪いのですが、高齢者や他の疾患のある患者さんでは、開胸手術自体がハイリスクとなります。最近のデータでは心不全症状のある重症大動脈狭窄症の患者さんの30-40%が、何らかの理由で手術を受けていません。高齢化社会が進むにつれて、高齢者の大動脈狭窄症は、特に心臓以外は問題ない患者さんでは、手術すべきか否か悩めるところです。

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サンクスギビングとブラックフライデー

今週木曜日、23日はThanksgiving(感謝祭)でした。サンクスギビングは毎年第4木曜日にあたり、基本的には家族が集まって祝うもので、日本のお正月のような感じです。クリスマスとは異なり、宗教に関係なく祝うのでアメリカでは最大の祝日です。もともとは収穫の秋に感謝するという趣旨で始まったサンクスギビングは、アメリカ固有の食べ物である、ターキー(七面鳥)、スイートポテト、クランベリーソース、コーンなどで祝います。 ターキーを料理してホームパーテイも多いと思いますが、今年は私はMr.Bの親戚達とレストランのサンクスギビングデイナーにでかけました。デイナーと言っても2時開始です。レストランもこの日は、サンクスギビング用のメニューを準備しています。あまりターキーが好きでない私は、みながターキーを注文する中、ステーキをオーダーしました。毎年いつかおいしいターキーにめぐり合おうとがんばっていたのですが、乾いた感じの肉はどうも好きになれません。アメリカ人の友達は好きな人が多く、グレービーと言われる肉汁ソースをかけたり、詰め物を一緒に食べたりすると、またおいしいとの事です。

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週末旅行@Catskill

先週末は、以前とあるブログで読んでから気になっていた、十日町旅館に泊まりに行ってきました。NYから3時間ほど、Catskillという山の中にあるこの民宿(Bed&Breakfast)は、平日はマンハッタンで自然療法を行っている日本人の先生が経営しており、漢方薬入りの薬膳料理と薬草風呂が人気で、口コミで日本人の間に広まっているようです。偶然にも、CTsurgery先生のほか、知り合いの先生家族がここ1ヶ月のうちに訪れていました。 夕方にマンハッタンを出発したので、迷わないか心配でしたが、真っ暗な山道で不安になりながらも、意外とすんなりと到着しました。民宿の周りに家はなく、満天の星空です。さっそく、小林先生と奥さんが薬膳料理でもてなしてくれました。小林先生は300年間に渡り新潟で自然療法を行ってきた家の出身だそうで、興味深い話もたくさん聞けました。

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2度目の結婚式?

日本で結婚式はしたものの、法律的な手続きはまだしていなかったため、先日結婚の手続きをしに行ってきました。日本で言うと「籍を入れた」となるところですが、アメリカに戸籍制度はないので、結婚を申請するという形になります。 アメリカの結婚は、必要な条件などは州により多少違いますが、基本的には役所でmarriage license(結婚許可書)をもらい、結婚させる資格がある人(牧師さん等)に署名をもらって、それを役所に届けて成り立ちます。マンハッタンでは、観光名所でもあるcity hall(市役所)でこの手続きをする事ができますが、今回は諸々の事情から、Mr.Bの出身地であるNY郊外の町役所に行く事にしました。

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Journal club ~内頚動脈狭窄のステント治療

先週のJournal clubでは、10月に New England Journal of Medicineに発表になった “Endarterectomy versus stenting in patients with symptomatic severe carotid stenosis” (NEJM 2006;355:1660-71) を取り上げました。最近、循環器内科医の間でも内頚動脈ステントへの関心が高まってきており、先輩ドクターも手技を習いに講習を受けに行ったりしています。 アメリカで死因のナンバー3である脳梗塞ですが、そのうち1/3から1/2は内頚動脈狭窄症 (carotid artery stenosis) が原因とされています。内頚動脈狭窄症による症状(小さな脳梗塞や脳の一過性虚血)がある患者に対しては、carotid endarterectomy(頚動脈内膜剥離術)が、1990年初めのアメリカとヨーロッパで行われた大規模臨床試験 (NASCETとECST) で有効性を示されてからは、確立された治療法となっています。

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AHA@シカゴ

12日の日曜日から15日水曜日までシカゴで開催のAHAに参加してきました。シカゴダウンタウンから徒歩で5分、ミシガン湖を臨む友達のアパートに泊めてもらい、昼は学会で勉強、夜は友達と久しぶりに語らいました。諸事情あり、一足早く火曜日にNY に戻ってきたのですが、とても充実した3泊4日のシカゴ旅行でした。   シカゴはNYよりさらに寒く、厚めのコートを持っていって正解でした。2年前のニューオリーンズでは参加したAHA恒例の5Kmマラソンも、今回は寒さのため、不参加に終わりました。学生の頃、数日間旅行した事があるシカゴですが、街を歩くとやはり覚えています。あの頃は、怖い印象があったシカゴですが、今回はNYに比べて人が親切であると感じました。シカゴにはデザインの素敵なビルがたくさんあります。

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AHAに行ってきます

最近冷え込んできたと思ったらここ数日のNYは11月とは思えない陽気です。10月末のハロウイーンが終わったアメリカでは、11月最後の木曜日のThanksgivingに向けて、そろそろホリデーシーズンの始まりです。 さて、今日からシカゴで開催されるAHA (American Heart Association)の学会に行ってきます。ACC (American College of Cardiology) と並び最も大きな循環器の学会であるAHAですが、今年私の病院から参加するのはフェローは私のみです。長年会っていない旧友を訪ねて行く事にしたのですが、日本の友達やアメリカの他の知り合いも参加する事がわかり、学会と共にとても楽しみです。

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医師のユニフォーム:スクラブ

日本の医師はケーシーと言われる上下の白衣を着る事がありますが、アメリカで、医療ドラマで登場するような医師が病院で着ている緑や青のユニフォームは、スクラブ (SCRUB) と呼ばれます。(scrubは「ごしごしこする」などの意味です)もとは手術室での術衣だったのですが、その他の検査や治療に関わる医療スタッフもスクラブを着用します。行われる検査と治療が手術室に近いカテ室では、スタッフはみなスクラブを着用しています。 その他、手技の多い集中治療室や救急救命室のスタッフも基本的にはスクラブを着用しています。病棟のレジデントは、医師として適切な服装で働く事を求められますが、当直の日や集中治療室で働いている時は、スクラブ着用が認められています。もちろん、外来を担当する時などは、きちっとした服装(男性はネクタイ着用)が求められます。

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中間選挙2006

アメリカでは毎年11月最初の火曜日は「選挙の日」、今年は明日がその日に当たります。私には投票権はありませんが、上院、下院の選挙が行われる今年は、アメリカの将来のためにはとても重要な日です。 アメリカの議会はHouse of representative(下院)とSenate(上院)からなります。House of representativeは各州で人口に応じて選出され435人からなり2年任期、Senateは各州2人ずつ100人からなり6年任期です。現在の議会は上下院共にRepublicansが優位なため、この6年間、Bush大統領の政策に対するチェック機構はゼロでした。こうして、現在の対イラク対策など、Bush大統領は国民の反対も気にせず、好きに実行してきました。

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