Monthly Archives: September 2006

Travel nurse

現在カテ室には数名のtravel nurseが働いています。Travel nurseとはその名の通り、各地を渡り歩いて、一時的な契約で仕事をしているナース達です。たいていは4-6ヶ月間、1つの施設で働き、病院から健康保険と住む場所が保障されます。Googleで検索してみると、多くのTravel nurse斡旋会社が見つかります。日本と同様、看護師不足のアメリカでは、こういうシステムを活用しています。 Travel nurseをしている同僚達と話をしていると、若いナースの間では「違う土地での生活を試してみたかった」と言う人が多い印象です。カリフォルニアやフロリダ、中西部、と出身はいろいろです。彼女達は過去の経験から最も適した部署に配属されていますが、病棟よりは検査室や術後管理室などが多いようです。

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Nuclear course

今週末はNuclear courseを受講しました。Nuclear cardiology(核医学–>心筋シンチ)のBoard(認定医試験)を受験するためには200時間の講習が必須となっています。General cardiology(循環器一般)として開業していく場合は、心筋シンチを読影できるとかなり有利なので、ほとんどの人がNuclear cardiologyのBoardを取ろうとします。 学会は200時間の講習を80時間に減らす事を推奨しているのですが、NY州はまだ移行しておらず、去年フェローシップを終えた同僚達は隣の州ニュージャージーで、9日間を2回のコースを受講していました。今年は違うグループがMt.Sinai病院で、週末を含めた4日間を4回というコースを始めてくれたので、私達はこちらに参加する事にしました。まる1週間病院をカバーしてもらうのは大変ですが、木、金のみなら何とかなります。

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レジデンシーの歴史

フェロー仲間のアイリナと話をしていた時の事です。レジデンシーの歴史の話になりました。「レジデンシーを始めたのはSir William Oslerよ」、彼女は言います。カナダ出身の医師Oslerが、卒後研修として体系的なレジデンシーを作りあげたのは、19世紀の終わり、Johns Hopkins Universityでの事でした。 彼はレジデント達が病院内に常に滞在して患者を管理する体系を作り上げました。そのためレジデントはHouse staffとも呼ばれます。インターンの人数が最も多く、彼らをアシストするレジデント、チーフレジデントと人数が減っていくピラミッド型の体制を整えたのも彼でした。当初はレジデンシーは7年も8年も続いたようです。

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Broadway on broadway

日曜日は両親とBroadway on broadwayを観に行きました。毎年9月にタイムズスクエアで行われる野外コンサートで、上演中のブロードウエイミュージカルからそれぞれ1曲ずつパフォーマンスをするもので、今年が15回目だそうです。豪華な人気ミュージカルの主演俳優たちが出演する無料コンサートであるため、毎年5万人もの人がタイムズスクエアに集まり、テレビでも実況中継されます。 11時半開始だったので、1時間前にはタイムズスクエアに着きましたが、最前列は朝4時ごろから待っていたとの事で、既に多くの人が集まっていました。なんとか舞台が見える場所でしたが、巨大スクリーンも設置されていたので、コンサートは十分に楽しめました。今年は以下の21のブロードウエイミュージカルが参加し、素晴らしいパフォーマンスで、会場を魅了していました。

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薬剤溶出ステントの危険性?

現在はカテ室ローテ中ですが、先週の話題は何と言っても、薬剤溶出ステント(DES)でした。先週バルセロナで開催されたEuropeans Society of Cardiology/World Congress of Cardiology(ESC/WCC)で薬剤溶出ステントの使用は臨床的な予後改善につながらないとのデータが発表されました。 薬剤溶出ステントは、ステントの弱点である再狭窄を減らす事が示され、より良いステントとして注目されてきました。アメリカでは2003年にsirolimus溶出ステント(Cypher)が、2004年にpaclitaxel溶出ステント(TAXUS)が認可されて以来、多くが従来のステントに取って代わり、私の病院でもほとんどの場合は薬剤溶出ステントを用いています。

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NYの魅力再確認

先週から私の両親が日本からNYを訪れています。土曜日は「マンハッタンから出てみたい」とのリクエストに答えて、Brooklyn bridge を散歩して渡る事にしました。 マンハッタンからクイーンズ、ニュージャージー州などを結ぶ巨大な橋はいくつからありますが、その中でもニューヨークの象徴とも言えるこの橋は、1883年に完成した全長2キロ強の、マンハッタンとブルックリンを結ぶ橋です。歩いて渡る事ができ、観光客だけでなく、ニューヨーカーもジョギングをしたり、サイクリングをしたりしています。去年のMTA(公共交通機関)のストの際には、ブルックリンブリッジを歩いて通勤する人の写真がよく登場しました。 こうして快晴の中、マンハッタン側からブルックリン側へと、橋を渡りました。橋のデザインも素敵ですが、橋から振り返ってみるマンハッタン側のスカイラインも圧巻です。橋からは自由の女神も見えます。

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メトロポリタン美術館

9月4日はLabor Dayで祝日なので、今週末は3連休です。今日は、久しぶりにメトロポリタン美術館(MET)に行ってきました。きっかけは先週のカテ室での雑談から。 インターベンションフェローのゴーピーと心エコーの話をしていたところ、ECHOの起源は何か、という話になりました。ゴーピーが去年メトロポリタン美術館に行った時に、”ECHO”という、女性が泣いている像を見つけたそうです。興味をひかれたゴーピーが説明を読むと、「ギリシア神話に出てくる妖精で、神に罰を受け、人の言葉を繰り返す事しかできなくなった」。そういえば、そうでした。エコーはナルシスに心惹かれ、相手にしてもらえずに死んでしまったのでしたね。そこからメトロポリタン美術館がいかに充実しているか、という話になったので、久々にミュジーアム散策をしたくなりました。

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カテ室の読影タイム

現在、数ヶ月ぶりの心カテ室ローテです。カテ室で働くのはとても楽しいのですが、朝早くから晩遅くまで、鉛(lead)の防御服を来て走り回るカテ室にいると、やはり週末は少し休みが必要です。リサーチプロジェクトを進める事ができるのも週末だけです。 今月は私の他に2年目フェローのナビーンと、1年目フェローが2人の4人のチームです。1年目フェローにとっては初めてのカテ室となるので、1週目は、カテ室の準備の仕方から、シースの入れ方、カテーテルの操作の仕方などを教えながらのカテとなります。さらに1年目が学ぶべきは、冠動脈造影フィルムの読影ですが、これは毎日のアテンデイングとのリーデイングセッションで鍛えられます。

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Why can’t we all be Japanese?

医学を含めた科学、政治、文化、歴史など幅広い興味を持っているMr.Bは、インターネット上、おもしろい記事を見つけるとメールしてくれるので、そのサイトを参考にした話です。 Journal of Religion and Society という雑誌(いろいろな雑誌があるんですね)に発表された論文によると、信仰は悪い行いにつながるそうです。信仰(神を信じるかと進化論を受け入れるかで評価)が社会にどのような影響を与えているか、18カ国を比較したところ、非宗教的な国の方が暴力や10代の妊娠率が低いという結果が出ました。この中でダントツ注目を集めたのは日本でした。

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