May 8, 2008 - 8:20 pm by Dr.Yumi
私の友達のプリテイはシク教徒、先日そんな話題で盛り上がりました。インド人と言うとターバンを思い浮かべる人も多いのではないかと思いますが、ターバンは実はインドの少数派であるシク教徒のシンボルです。私もアメリカに来て、インド文化に触れる事が多くなるまでは、インドの宗教についてはあまり知りませんでした。
シク教は15世紀にグルー・ナーナクによって生まれ、ヒンドウー教とイスラム教を批判的に統合した宗教です。唯一の神グルーに対して万民は平等である事を説いており、カーストを否定しています。シク教徒はターバンを巻き、肉食もするので体格がよく、あごひげ、頭髪やひげを切らないのが伝統です。インドの1.9%の少数派ですが、昔から勇猛果敢と知られ、インド全域でビジネス、交通運輸、軍関係の仕事に活躍し、世界に出る人も多いため、インド人というとターバンのイメージがあるのでしょうか。
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May 6, 2008 - 6:53 pm by Dr.Yumi
私のインターベンションのフェローシップは6月で終了です。7年目となったトレーニングもついに終わりに近づいてきました。いろいろと考えた結果、フェローシップ終了後は今の病院でスタッフとして残る事になりました。とは言っても、J-1ビザでアメリカに滞在している私がスタッフとして働くには、ビザをどうするか考えなくていけません。
J-1ビザは研究者・医師などに与えられるビザで、レジデンシーやフェローシップのために滞在する人が用いる事の多いビザですが、このビザには悪名高き”2-year rule”という条件がついています。J-1ビザではトレーニングプログラムのみが対象になり、スタッフとしては働けないのですが、J-1ビザの滞在者がビザの種類を替える(労働ビザやグリーンカード)ためには、2年間自分の国に帰って働く事が条件となります。この2-year ruleは帰国をしたくない人にとっては大きな悩みの種であり、アメリカ国民と結婚しても除外されない事になっています。
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May 4, 2008 - 6:05 pm by Dr.Yumi
ここ数週間ほど、両親がNYに遊びに来ています。夫婦で社交ダンスのクラスに行ったり、美術館に行ったり、ワシントン1日旅行に行ったり、と滞在を楽しんでいます。徒歩と地下鉄で観光できるのはNYの魅力の1つで、最近は気候も良くなったので、街歩きだけでも楽しめます。先日は、毎年ブルックリン植物園で行われているSakura祭りにも行って来たようです。

NYに先月できた話題のラーメン屋「一風堂」へも一緒に行って来ました。今までなかなかおいしいラーメンが食べれなかったNYですが、博多発のこのとんこつラーメンはなかなかいけます。周りの友達の評判もよいのですが、レストラン自体はとても洒落ていてニューヨーカーにも受けるのではないかと思われます。大衆の食べ物であるラーメン一杯が13ドルというのはやや高いですが。

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April 5, 2008 - 11:14 pm by Dr.Yumi
先日、Mr.Bがセルフデイフェンス(自己防御)の特別クラスを受講中に前十字靭帯を断裂し、現在オペ待ちなのですが、その時の話です。最近医療崩壊が進んでいると言われる日本でも、患者としては日本のがやはり楽だなあ、と再確認しました。
けがをした当日は、夜間にとりあえず私の病院のER(救急救命室)へ行きました。私の病院のERは25床で常に満床ですが、軽症のMr.BはナースのトリアージでFast trackへ。Fast trackでは、主にPhysician assistant(PA)と呼ばれる医師のアシスタントをする専門職が患者を診ます。レントゲン、診察の後、膝の固定用具と松葉杖をもらって帰宅し、週末は膝を冷やして過ごしました。このようなER受診は基本的には保険でカバーされますが、後々にもめないためには、翌日に保険会社に電話して報告と確認をする事が必要です。
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March 31, 2008 - 9:31 pm by Dr.Yumi
先週このブログも3周年を迎えました。去年7月にインターベンションのフェローシップを始めてからは以前よりも忙しく、おもしろそうだなあ、と思った事も書けずに時間が経ってしまう事もしばしばです。ブログを通じて知り合う方も増えてきて、勉強になる事も多いのですが、アメリカで7年間の臨床研修を終える今年は、そろそろブログも潮時かとも思います。とりあえず6月のフェローシップ終了までは続けようと思いますので、よろしくお願いします。

さて、この週末はシカゴで開催中のACC(アメリカの循環器学会)に参加してきました。毎年3万人超が参加する大規模な循環器の全国学会であるACCは、今年は3月30日から4月1日までの開催です。今年からはACCと同時にSCAI(アメリカのインターベンション学会)も開催される事になり、こちらは3月29日から始まりました。この学会は最新の研究結果と共に、教育的なレクチャーも多く勉強になり、フェローは比較的安く参加できます。私は平日は仕事が休めず、シカゴの友達訪問を兼ねて週末だけ参加してきました。
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March 23, 2008 - 12:57 pm by Dr.Yumi
先日のカテ室にて、その日最後の患者さん、冠動脈にステントを留置してシースは止血デバイスを用いて抜去、までは問題なかったのですが、病室への移動を待っている間にシースを抜いたそけいから再び出血し始めました。後輩フェローが圧迫して、出血はコントロールされたものの、数分して脈拍と血圧が低下してきました。輸液を上げてアトロピンを静注し、1時間もするとすっかり落ち着いたわけですが、この私達が”Vagal”と呼ぶ生理的反応はそけいのシース抜き中に時々起こるやっかいな現象です。
私の病院の心臓カテーテルの検査と治療はそけいから行う事が多く、検査終了後にはそけいの動脈に入れているシースを抜くという作業があります。シースとはカテーテルを導入するための短い管の事ですが、動脈に入っているので、しっかりとした圧迫で止血をする必要があり、フェローかナースプラクテイショナーの仕事です。さて、このシース抜き中に、時々迷走神経反射(Vasovagal reaction)が起こります。これはストレス、強い疼痛、排泄などによる刺激が迷走神経求心枝を介して、脳幹血管運動中枢を刺激し、心拍数の低下や血管拡張による血圧低下などをきたす生理的反応です。一過性のもので、アトロピンが効果があるのですが、目の前で患者さんの気分が悪くなり、心拍数と血圧が落ちるので、わかってはいても少し緊張します。
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March 16, 2008 - 8:50 pm by Dr.Yumi
最近の心カテ室は忙しく、毎日20件以上のカテが予定されていて最後のカテが終わると8時を過ぎます。毎日楽しく仕事をしてはいますが、ここのところやや日本が恋しくなっていました。仕事仲間は上のドクターも後輩もほとんど男性でもちろん英語、家に帰るとMr.Bとの会話はもちろん英語。久しぶりに気のおけない女友達と日本語でゆっくり会話がしたいなあ、という気分になっていたため、周りにいる女友達にいろいろと声をかけてみました。
ちょうどそんな時にお誘いがあり、金曜日には久しぶりにfujikoさんとhitomiさんとでかけてきました。でかけたのはもちろん日本食レストラン、グルメに詳しいfujikoさんお気に入りの饗屋へ。イーストビレッジにある本格日本食の饗屋は、何度かfujikoさんのブログでも紹介になっていますが、良質の日本食が食べられます。この日は8時半に約束をしていたにも関わらず、スケジュール一杯の予定カテに加えて、重症の患者さんが続いて、気づけば約束の時間を過ぎ、私が無事レストランに着いたのは9時半過ぎとなりました。なぜだか予定を入れた日に限って仕事が長引いてしまいます。

(fujikoさんより)
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February 24, 2008 - 8:26 pm by Dr.Yumi
弟が日本から遊びに来ていた今週末、土曜日の夜はGreenwich villageにジャズを聴きにでかけました。1960年代にアーチストが集まっていたこの地域にはジャズクラブや小さな劇場が散在しています。私もジャズファンというわけではないのですが、NYに来てからは時々聴きに行くようになりました。今回はジャズ好きの後輩のお勧めで、Smallsという小さめのジャズバーへでかけました。

将来はインドネシアに帰ってジャズバーを開きたいと半分冗談で話す友達のお勧めだけあって、小さいながらも雰囲気のよいジャズバーでした。20ドルのカバーチャージで入場、7:30pmからの若手ミュージシャンのショーケース、10:00pmと11:30pmのメインイベント、そして1am以降の深夜ショーと好きなだけいてもよいそうです。この日のメインはCharles Davisというサックス奏者の率いるクアテット、モダンジャズのビバップに属する演奏で、その前の若手ミュージシャンに比べると重みが違い、とても良かったです。ジャズ初心者の弟達も楽しんだようです。10pmからのセッションが終わって店を出るころには、階段と店の外で音楽を聴いている人の列ができていました。
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February 23, 2008 - 7:02 am by Dr.Yumi
今週の内科のGrand roundsは、Great debate : PCI vs CABGという事で、冠動脈多枝疾患の治療法に関して、ステント治療とバイパス治療の適応が議論されました。PCIに関してはカテ室デイレクターのDr.フォックス、CABGに関しては胸部外科部長のDr.Tによる白熱した議論が期待され、循環器スタッフは内科のGrand roundsでまれにみる高出席率となりました。私もとても楽しみにしていたのですが、始まる直前にカテ室から呼ばれてしまい、残念ながら聞き逃してしまいました。
バイパスvsステントのトピックは、いつになっても議論がつきません。昔は冠動脈疾患の主な治療はバイパス手術であったのが、心臓カテーテル治療の技術的な進歩によってカテーテルによる治療が可能になりました。薬剤溶出性ステントの登場もあり、バイパス手術の件数は全国的に減ってきています。アメリカでは日本やヨーロッパに比べてバイパス手術のステントに対する比率も高いため、日本ではステント治療となる患者さんがバイパス手術となっている事もよくあります。大手術であるバイパス手術は患者さんにとっても大事ですが、アメリカでは件数が多いからか患者さんの受け入れもよく、バイパス手術はしないでほしいというのはアジア系の患者さんが多い印象です。
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February 16, 2008 - 2:02 pm by Dr.Yumi
今週末はPresidents’ dayの祝日があり3連休です。私はカテ待機なのでどこにもでかけず、家でのんびりとたまった仕事を片付ける予定にしています。
寒い日の続く真冬と言えば、温泉にでもでかけてみたいところですが、アメリカには「お風呂」文化がありません。外国に住んで残念な事の1つはお風呂に入れない事、という日本人は多いのではないでしょうか。アメリカの普通の浴槽は浅いので、ゆったりと湯船につかるという感じにはならず、日本にいた時からシャワーだけが多かった私も時にはお風呂が恋しくなります。そんなわけで先日、今までずっと気になっていた韓国風銭湯Inspa worldへハナエールさんと一緒に行ってきました。

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